3月3日(木)モバイルシニアネットプロジェクト「電脳ひな祭り」開催!
- 2011年3月 9日
3月3日(木)にNPO法人コミュニティリンクが実施しているモバイルシニアネットシンポジウム『電脳ひな祭り』に参加いたしました!
場所は東京大学の安田講堂!
このシンポジウムでは、高齢者、障害者の自立や社会参加支援を目的に、PC、およびモバイルオンラインコミュニティを通じた情報提供、交流支援を行い、使いこなせればシニアにこそ便利であるにも関わらず、 知られていない、使われていない、いろいろな機能を実際に使って行った事業活動事例の発表を行いました。
パソコンを使える人も使えない人もデジタル技術の楽しさや注意すべき点な どを知っていただけるようする取り組みを広げようというものです。
前半のプログラムでは、プロジェクトに参加した団体が実際にどのようなことを行ったのか事例発表を行いました。
また、活動先進事例として
シニアSOHO普及サロン三鷹が実施した『iPad無料体験会』
株式会社パソルームが開催した『大好評! GALAXY Tabとめぐる鎌倉の春』
あびこ・シニア・ライフ・ネットで実施した『コミュニティCafeで楽しい携帯教室』
なども発表されました。
『iPad 無料体験会』
『大好評! GALAXY Tabとめぐる鎌倉の春』
『コミュニティCafeで楽しい携帯教室』
これらの発表を聞きまして、それぞれの団体がシニアのために色々と考えて活動していたことが良くわかりました。
例えば、『iPad無料体験会』では、東京ガスライフバルと提携して、ショールームを利用してのシニアに集まってもらいやすい環境を整えた上で体験会を開いたり、Appleの方の参加してのiPad講習を行ったりしていました。
パソルームの『大好評! GALAXY Tabとめぐる鎌倉の春』では、ダブレット端末という新しい機器を用いてのサービスとシニアコミュニティの創造を利用者と一緒に模索したりしていました。
鎌倉散策を実際に行ったことで、良かったところも改善点も多く発見出来たので、
最新の機械だからこそ出来ることや、その可能性が十分にあることが発表を通じて伝わってきました。
あびこ・シニア・ライフ・ネットの『コミュニティCafeで楽しい携帯教室』では、シニアの方に対してのリラックスさせる方法として、少人数でお茶やケーキを食べながら出来る教室を開いていました。
シニアの方に合わせた時間の調整や、担当講師の話、お茶などの効果、コミュニティの作成等を試行錯誤しながら進めていたようです。
長時間は生徒さんに負担が掛かるといったことや、10人以下が望ましい人数である、適度に休憩を入れるのが良いといったことを一つ一つ実際に確認を行っていったようでした。
共通して、最初の敷居を低くしてとにかく触ってもらう、参加してもらうことを優先し、シニアの方にもっと分かり易く、使えるように教えてあげる、教えてあげられる環境が必要であるということを感じました。
各事例発表の後では、シニアの支援をするための情報機器やサービスについてパネル討論を行ったり、中国の子供たちとオンラインで会話をしたりといったことを行いました。
高齢化社会が進むなかで、技術は日々進歩し続けています。
「デジタルデバイド」の解消を目指して、このような活動が活発に行われていることは素晴らしいことだと感じました。
携帯電話、スマートフォン、タブレットPC、パソコン、これらの分野はまさにパソコープの領分とするところでもあります。
それぞれの事例から学んだことを活かし、こういった活動に積極的に参加して行きたいと思います。そしてそれを、生徒様や社会へ還元していきたいですね!!
コミュニティリンクホームページ:http://mcis.communitylink.jp/

